2025年、いつもと違う桜を楽しみたいあなたへ、まだあまり知られていない、
穴場のお花見スポットを2回に分けてご紹介します。今回は1回目。
定番の名所も良いですが、今年は少し足を伸ばして、新しい桜の風景を探してみませんか?
春の息吹を感じさせる桜の季節。誰もが知る名所も素晴らしいですが、
「もっと静かに、自分だけの特別な桜景色を堪能したい」と思う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、2025年度におすすめしたい、全国各地の喧騒を離れた隠れた桜名所を厳選してご紹介します。
地元の人々に愛される、とっておきの場所で、心ゆくまで美しい桜の姿を堪能してください。
出典:https://www.photo-ac.com/main
北海道・東北地方
1. 松前公園(北海道松前町):多彩な品種が咲き誇る北国の桜名所
北海道最南端に位置する松前公園は、「日本のさくら名所100選」にも選ばれていますが、
実は早咲きから遅咲きまで約250種、1万本もの桜が長期間楽しめる穴場です。
ソメイヨシノはもちろん、八重桜や珍しい品種も多く、じっくりと時間をかけて桜の多様な美しさを堪能できます。
2. 角館(秋田県仙北市):武家屋敷と枝垂れ桜の風情ある共演
みちのくの小京都と呼ばれる角館は、武家屋敷の黒塀とピンクの枝垂れ桜のコントラストが美しい場所。
メインストリートは賑わいますが、少し奥まった場所や武家屋敷の庭先などには、
ひっそりと咲く美しい桜を見つけることができます。
3. 白石川堤一目千本桜(宮城県大河原町・柴田町):圧巻のスケールを静かに楽しむ
全長約8kmにわたる白石川堤には、約1200本のソメイヨシノが咲き誇ります。
多くの人が訪れますが、河川敷が広いため、場所を選べば比較的落ち着いて桜並木の壮大なスケールを堪能できます。
特に早朝や夕暮れ時は、静けさの中で幻想的な風景が広がります。
関東地方
4. 権現堂堤(埼玉県幸手市):菜の花と桜のコントラストが織りなす絶景
約1kmにわたる堤には、ソメイヨシノをはじめとする約1000本の桜が植えられています。
見頃を迎える頃には、堤一面に広がる菜の花の黄色と桜のピンク色のコントラストが息をのむ美しさです。
広大な敷地なので、ピクニックを楽しみながらゆったりと桜を観賞できます。
5. 太平山県立自然公園(栃木県栃木市):山全体が桜色に染まる絶
太平山の山全体には、約4000本のソメイヨシノやヤマザクラなどが植えられており、
山道や遊歩道を散策しながら様々な表情の桜を楽しむことができます。
山頂からは関東平野を一望でき、桜と街並みの絶景を独り占めできるかもしれません。
中部地方
6. 臥竜公園(長野県須坂市):湖面に映る桜が幻想的な水鏡の世界
竜ヶ池を中心とした臥竜公園には、約160本のソメイヨシノが植えられています。
湖面に映る逆さ桜は息をのむ美しさで、ボートに乗って水上から桜を眺めるのもおすすめです。
園内には動物園や遊園地もあり、家族連れでも楽しめますが、池の周辺は静かに桜を愛でるのに最適な場所です。
7. 馬籠宿(岐阜県中津川市):宿場町の風情と桜並木の調和
江戸時代の面影を残す馬籠宿の石畳の道沿いには、美しい桜並木が続きます。
古い町並みと淡いピンクの桜が織りなす風景は、まるで時代劇の中に迷い込んだかのよう。
宿場町を散策しながら、歴史と桜の風情を同時に楽しめます。
8. 霞ヶ城公園(山形県上山市):城跡に咲き誇る桜と蔵王連峰の絶景
霞ヶ城(上山城)跡に整備された公園には、約400本のソメイヨシノが咲き誇ります。
城跡の高台からは、桜越しに雄大な蔵王連峰を望むことができ、他では見られない絶景を楽しめます。
まとめ
出典:https://www.photo-ac.com/main
全国には、まだ多くの人が知らない、静かで美しい桜の名所がたくさん存在します。
喧騒を離れて、自分だけの特別な桜景色を見つけてみませんか?
きっと、心に残る感動的な出会いが待っているはずです。
開花時期は例年の目安となりますので、お出かけ前に最新の情報を確認することをおすすめします。
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