2025年、いつもと違う桜を楽しみたいあなたへ。まだあまり知られていない 穴場のお花見スポット を2回に分けてご紹介します。今回はその第1回目です。
定番の名所ももちろん魅力的ですが、今年は少し足を伸ばして 新しい桜の風景 を探してみませんか?
静かに、ゆったりと桜を楽しめる全国各地の隠れた名所を厳選しました。
北海道・東北地方
1. 松前公園(北海道松前町):多彩な品種が咲き誇る北国の桜名所
北海道最南端の松前公園は「日本のさくら名所100選」にも選ばれるスポット。
早咲きから遅咲きまで 約250品種・1万本の桜 が長期間楽しめる、まさに穴場です。
ソメイヨシノはもちろん、八重桜や珍しい品種も豊富で、ゆっくり時間をかけて桜の多様な美しさを堪能できます。
アクセス・ポイント
- JR松前駅から車で約15分
- 園内は散策路が整備されており歩きやすい
- 桜の見頃:例年4月下旬~5月上旬
2. 角館(秋田県仙北市):武家屋敷と枝垂れ桜の共演
みちのくの小京都・角館は、 黒塀の武家屋敷とピンクの枝垂れ桜 のコントラストが美しいスポット。
メインストリートはやや賑わいますが、少し奥に入れば静かに咲く桜に出会えます。
写真撮影や散策にぴったりで、歴史と自然が織りなす風情を楽しめます。
3. 白石川堤一目千本桜(宮城県大河原町・柴田町):圧巻の桜並木
全長約8kmの白石川堤には 約1,200本のソメイヨシノ が咲き誇ります。
広い河川敷なので、場所を選べば比較的落ち着いて壮大な桜並木を楽しめます。
特に早朝や夕暮れ時は、幻想的な風景が広がり、心が洗われるような体験ができます。
関東地方
4. 権現堂堤(埼玉県幸手市):菜の花と桜の絶景コントラスト
約1kmにわたる堤にはソメイヨシノを中心に 約1,000本の桜 が並びます。
桜のピンクと菜の花の黄色が織りなす春景色は息をのむ美しさです。
広大な敷地なので、ピクニックを楽しみながらゆったり観賞できます。
ヒント
- 週末は混雑しますが、午前中の早い時間帯がおすすめ
- 堤沿いの散策路で写真撮影や軽い運動も楽しめます
5. 太平山県立自然公園(栃木県栃木市):山全体が桜色に染まる絶景
太平山には 約4,000本のソメイヨシノやヤマザクラ が植えられています。
遊歩道や山道を歩きながら、様々な表情の桜を楽しめます。
山頂からは関東平野を一望でき、桜と街並みの絶景を独り占めできるかもしれません。
中部地方
6. 臥竜公園(長野県須坂市):湖面に映る桜が幻想的
竜ヶ池を中心とした臥竜公園には 約160本のソメイヨシノ が植えられています。
湖面に映る逆さ桜は息をのむ美しさ。ボートに乗って水上から眺めるのもおすすめです。
園内には動物園や遊園地もあり、家族連れでも楽しめますが、池周辺は静かに桜を楽しめます。
7. 馬籠宿(岐阜県中津川市):宿場町の風情と桜の調和
江戸時代の面影を残す馬籠宿の石畳沿いには 美しい桜並木 が続きます。
古い町並みと淡いピンクの桜が織りなす景色は、まるで時代劇の世界に迷い込んだかのよう。
散策しながら歴史と桜の風情を同時に楽しめます。
8. 霞ヶ城公園(山形県上山市):城跡に咲く桜と蔵王連峰
霞ヶ城(上山城)跡に整備された公園には 約400本のソメイヨシノ が咲き誇ります。
城跡の高台からは桜越しに蔵王連峰を望め、他では見られない絶景が楽しめます。
静かに散策しながら春の訪れを感じることができるスポットです。
まとめ
全国には、まだ多くの人が知らない 静かで美しい桜の名所 がたくさんあります。
喧騒を離れて、自分だけの特別な桜景色を見つけることで、心に残る感動的な春の思い出を作れます。
※開花時期は例年の目安です。お出かけ前に必ず最新情報を確認してください。
コメント